CATEGORY雪の茅舎(秋田県/齋彌酒造店)
かやぶき屋根の家々が雪におおわれた秋田の冬景色
明治35年(1902年)に初代 齋藤 彌太郎氏により創業。当時のまま残る蔵など11棟が国の登録有形文化財に登録されています。敷地後方には大規模な土蔵があり地域産業の発展を物語る貴重な建造物となっています。
茅舎(ぼうしゃ)とは、かやぶきの屋根を持つ家のことで、「雪の茅舎」とはかやぶき屋根の家々が雪におおわれた秋田の冬景色を意味しています。雪解け水のように純粋で清らかな味わいの「雪の茅舎」の日本酒は、一度味わえば日本酒の概念が覆る美味しさです。
こだわりの酒造り
高橋藤一杜氏をはじめとする職人の技により、酒造りは行われます。
伝統の技と日々の研究が「酵母の自家培養」や「山廃の復活」を可能にしました。酒母造りで主流となっている「速醸もと」は醸造用の乳酸を添加して仕込む方法ですが、自然の乳酸菌の力を借りて醸す「山廃もと」は育成に時間と手間がかかるため、高度な技術が必要となります。
高橋杜氏が「山廃もと」を復活させ、豊かな風味あるお酒を醸し、全国から高い注目を集めています。
「お酒は人ではなく、微生物が醸す」という考え方に基づき、薬剤を使用した蔵内殺菌を行っていません。そのため、日本で初めてオーガニック認定を受けました。隅々まで清掃を行うことで、蔵内の微生物のバランスを整えるようにしています。
微生物の環境を大切にする姿勢は、酒造りの現場にも現れています。それは「櫂入れをしない」、「濾過をしない」、「加水しない」こと。微生物の働きにまかせ、ゆっくりと醸されたお酒をそのままの状態で味わってもらいたいため、余分な手は加えていません。
SakeSpringにしむら酒店ブースに出店
2023年7月、齋彌酒造店の専務・佐藤 昭久さんをお招きし、SakeSpringにしむら酒店ブースに出店していただきました。流石の人気っぷりで、日本酒ファンの方が次々と集まり、大盛況となりました。
「うちの酒粕も美味しいんですよ!」と、お伺いし、早速試食してみたところ、あまりの美味しさにびっくり!! 35%精米の大吟醸からの酒粕は、まるでクリームチーズのよう。大吟醸酒を思わす上品で華やかな香りがありつつ、しっとりとした旨味も感じられます。ツブツブとした食感も美味しく、お米の旨味の余韻が長く続きます。
熟成酒粕はまさに旨味の塊! お味噌のような茶色で、ねっとりとした酒粕です。温野菜にディップしたり、お味噌と混ぜたり、お肉やお魚・チーズなどを酒粕漬けにしても美味しいですよ! 雪の茅舎の日本酒と合わせて楽しみたい酒粕です。
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雪の茅舎 製造番号酒 35% 大吟醸 生酒 (R5BY) 720ml
4,620円(税込み)
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2,860円(税込み)
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1,485円(税込み)
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雪の茅舎 純米吟醸 山田穂 無濾過生原酒 (R5BY) 1,800ml
4,400円(税込み)
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雪の茅舎 純米吟醸 無濾過生原酒 (R6BY) 1,800ml
3,300円(税込み)
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1,815円(税込み)
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雪の茅舎 秋田酒こまち 純米大吟醸 生酒 (R5BY) 720ml
4,950円(税込み)
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5,720円(税込み)