CATEGORY甲子 (千葉県/飯沼本家)
千葉県酒々井の地に400年の歴史を持つ銘醸蔵
千葉県印旛沼のほとりの町、その名も酒造りにふさわしい酒々井(しすい)の地に続く銘醸蔵。飯沼本家は元は農業と林業を営んでいましたが、元禄年間に江戸幕府より神社仏閣に奉納するための酒を造る許可を得たことから、日本酒造りをはじめます。その後、商売用に日本酒造りを行い正式な酒屋になったのは、江戸末期。江戸から明治への移行期に、政府が財政確保のため、地方の有力者に対して酒税納付を義務とした酒造免許を与えたところから商いとしての酒造りがはじまりました。近隣の寺社に御神酒を奉納せよとの命を受け酒造を始め、酒銘は12代目当主が甲子の年の生まれだったことから命名されました。
飯沼本家の日本酒造りのこだわり
杜氏兼工場長の川口 幸一氏を中心に、5名の蔵人によって醸される甲子正宗。伝統的な酒造りの手法を守るとともに、常に新しいタイプの酒造りにチャレンジする気持ちも忘れません。現代の食や嗜好にあった酒造りを目指し、充実した新しい設備を整え、後味のキレがよい淡麗で都会的な辛口の上質な酒を造りだしています。
蔵の敷地内に2か所井戸があり、地下100mほどから汲み上げた井戸水を仕込水、洗米水、割水に使用しています。中軟水で軟らかい水質であるため、出来上がる酒も軟らかい味わいに仕上がります。また、飯沼本家は、千葉県内でも数少ない精米工場がある酒蔵です。時間と手間をかける『扁平精米』という製法により、雑味の元となるタンパク質の少ないお米に仕上げます。この米を使用することで、よりきれいな酒質のお酒を醸すことができます。
飯沼本家の蔵元動画
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2,200円(税込み)
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3,080円(税込み)